本念寺の縁起

 本念寺の創立は、遠く北朝の延文5年(西暦1360年)、天台宗のお寺として始まりました。

 文禄元年(西暦1592年)、下総野呂の本山妙興寺(現在の千葉市若葉区野呂町)の善能院日圓(ぜんのういん にちえん)上人が時の住職と法論を行い、日蓮宗に改宗しました。

 当山では善能院日圓上人を開山上人と仰いでいます。

 日圓上人は、幼いときより艱難をしのぎ、勤学の結果学問抜群にして論議朗詮の人で知られ、上人の教えに従って改宗する者は枚挙に暇がなかったといわれています。

 晩年は本念寺で余命を送り、読経三昧に入って修行されました。

 その後、寛文年間(西暦1661~1670年)に住職となった第6世の本念院日弘(ほんねんいん にちこう)上人も智慧の人と知られ、お寺の名前を「本念寺」として諸堂を整備するとともに、仏さまの教えで多くの人を救いました。

 以来、本念寺は学業に霊験のあるお寺として親しまれ、現在では、四季の草花に彩られ、自然に囲まれたやすらぎの霊場として広く地域に開かれています。